【徹底解説】BUTURE ジャンプスターターの使い方とバッテリー上がりの対処方法を紹介します!

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今回は、自家用車のバッテリーが弱ってきたため、某大手通販サイトで大容量でコスパの良さそうな商品を購入しましたので、使い方を含めて解説します。

商品紹介

まず、製品スペックからご紹介します。

メーカー‎BUTURE 
モデルBR700
サイズ‎20 x 16 x 7.5 cm
重量2.74 kg
電池リチウムイオン電池
バッテリー容量23800mAh
ピーク電流‎2500A
ボルト数‎12 ボルト
ジャンプスタート回数約30回(満充電)
LEDライト5W
空気入れ最大空気圧150PSI
USB出力2口 [TYPE-A]
・5V/3A,12V/1.5A
・5V/2.1A
DC出力12V〜16V/10A
USB入力(充電用)1口 [TYPE-C]
作業温度-20℃〜60℃
付属品・スマートクランプ
・DCシガーライターアダプタ
・USB TYPE-Cケーブル(充電用)
・バルブコネクタ
・収納ボックス
・取扱説明書
【出典】製品スペック(取説)

満充電で約30回のジャンプスタートができるため、必要十分な性能。

USB出力&DC出力や、タイヤの空気も入れることができるため、もしもの時の安心を購入するつもりで購入しました。

本体の準備

使う前の準備として、付属のUSBケーブル[TYPE-C]を使って充電します。

充電中はバッテリー容量を示すインジケータが点滅しますので、インジケーター表示がMAXになるまで充電します。

バッテリー上がりの症状

自動車のバッテリー上がりの症状は、車に残っている電力によって、症状が異なります。
エンジン始動には、ある程度の勢いでエンジンを回す必要があり、そのために一時的に多くの電力を必要とします。

バッテリーの電力が下がっていると、スターターモーターがエンジンを勢いよく回せずに「キュン、キュン、キュン」といったようなセルモーターが回る音が聞こえます。さらに電力が下がると、「キュン」と一度聞こえるだけで、モーターがエンジンを回せなくなってしまいます。

そこからさらにバッテリーの電力が下がると、セルモーターを回すことができなくなり、「カチッ」という音であったり、「ジジジジ、、、」といった音が鳴り続けてしまいます。「ジジジジ、、、」の音は、初めて聞いた方には車が壊れてしまったような音に感じますが、理由を理解していただくとそこまで焦る必要はありません。理由は、セルモーターを駆動するためのリレースイッチへの電力が足りず、エンジンスイッチを押した際にリレースイッチがON/OFFを高速で繰り返してしまう症状が発生します。そのリレースイッチの接点が高速にON/OFFを繰り返す接触音が「ジジジジ、、、」といった音で聞こえてきます。

それ以上、バッテリーが下がってしまった場合は、そもそもドアの開錠等ができなくなくなったり、エンジン始動以外にも不具合が多く現れてきますので、バッテリーがかなり弱ってしまっていることになり、エンジン始動は当然ながらできません。

ジャンプスターターの使い方

車両側の準備

バッテリー上がりでエンジンが掛からなかった場合に、一度、車両の電源を全てOFFにします。

そして、ボンネットを開け車両のバッテリー位置を確認します。

ハイブリット車やプラグインハイブリット車はトランクの左右などに搭載されている場合もありますので、自身の車のバッテリー位置を確認ください。

バッテリーの位置が確認できれば、プラス端子にある赤色のプラスチックカバーを外します。左右に揺すりながら上に引っ張れば外れます。

ジャンプスターターの準備

付属のスマートクランプ

ケースの中から本体とジャンプスタート用のスマートクランプを取り出します。

本体側面にあるジャンプスタート用の接続プラグに接続します。

接続すると「ピッ」という音と共に、スマートクランプが『赤/緑』と交互に点滅します。

この後、ケーブルを車両のバッテリーに接続した状態でエンジン始動をしますので、本体を安全に置ける場所を確認しておくことをお勧めします

これで、本体の準備は完了です。

車両への接続

ジャンプスタート本体の準備が完了すれば、いよいよ車両への接続です。

車両への接続は必ずプラス端子【赤色のクランプ】から行って下さい。
<手順>

 ①プラス端子【赤色のクランプ】を接続
 ②マイナス端子【黒色のクランプ】を接続

マイナス端子から先に接続してしまうと、誤ってプラス端子が金属などの電気が流れる部品に触れてしまった際に電気が流れてしまい、大変危険です。必ずプラス端子【赤色のクランプ】から接続ください。

両方の端子を接続すると、『ピッ』と言う音と共にスマートクランプのランプが『緑色』に点灯します。

以上で、車両への接続も完了です。

エンジン始動

車両への接続が完了すれば、本体とケーブルはそのままの状態で、ブレーキペダルをふみながらエンジンスイッチを押してエンジン始動を行います。

いつも通りのエンジン始動の方法で、問題ありません。

エンジン始動した後

エンジン始動が成功すれば、車両のバッテリーからスマートクランプを外します。

クランプを外す際は、取付時とは逆で、マイナス端子【黒色のクランプ】から外します。
<手順>
 ①マイナス端子【黒色のクランプ】を外します。
 ②プラス端子【赤色のクランプ】を外します。

以上で、ジャンプスタートの作業は完了です。

ジャンプスターターはあくまで緊急時の電力供給になりますので、エンジン始動しただけでは、車両の電力は少ないままです。

車両に電力を充電するために30分程度の運転か、最低限10分程度のアイドリングをします。

一度、上がってしまったバッテリーは充電機能も弱ってしまっている場合がありますので、定期的な点検、もしくは、弱っている場合には新品への交換をおすすめします。

注意ポイント(失敗した時)

ジャンプスターターの始動待機時間は30秒間です。

両方の端子を接続し、スマートクランプのランプが『緑色』に点灯していることを確認した後、必ず30秒以内にエンジン始動を行ってください。

マイナス端子接続後に、30秒以上経過してしまうと、スマートクランプのランプが『赤色』に点灯し、ジャンプスタートは失敗します。

時間経過による失敗は、車両のバッテリーからクランプを外し、ジャンプスターター本体からスマートクランプも外して30秒以上待ちます。30秒経過した後で、最初から、もう一度、同じ手順をやり直せば問題ありません。

まとめ

今回、BUTURE ジャンプスターターの使い方とバッテリー上がりの対処方法を紹介しました。

お出掛け先などでバッテリーが上がってしまうとせっかくの旅行が台無しになってしまいます。

今回の商品はUSB給電にも対応し、災害時の安心にもなりますので、購入して損はない商品だと思います。

バッテリー上がりの復旧作業も、手順を慣れてしまえば安全に行える作業ですので、購入に迷っている方や、久しぶりに使う方の参考になれば幸いです。

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