三井住友銀行の株価が上昇中!! 配当金も増額で期待大!! 今後、三井住友フィナンシャルグループはどうなる!? [三井住友FG:8316]

金融
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三井住友FGの株価情報と業績・決算情報

まずは、三井住友フィナンシャルグループの株価指数から確認していきます。

株価指数

・株価:¥7,318円
(52週高値:¥7,849円/52週安値:¥3,962円
・出来高:7,768,800株
(3ヶ月平均出来高:7,994,546株)
・PER(予想):11.91倍
・PBR(実績):0.78倍
・配当利回り(予想):3.42%
・時価総額:9兆4,301億円
・発行済株式数:13億3,753万株
(2023/10/5:時点)

三井住友FGのPERは、11.91倍で3大金融メガバンクの一角にも関わらずPER的にはそれほど割高ではありません。

銀行業界は比較的PBRが低い銘柄も多く、三井住友FGのPBRはまだ1倍以下で、今後の「PBR1倍割れ企業に対する政策」の影響による株価の上昇も期待したいですね ☆*:.。

株価チャート

三井住友フィナンシャルグループの過去1年間の株チャートは下記となります。

2023年3月頃に出来高が急増し株価が乱高下しているのは、米シリコンバレーバンク(SYB)経営破綻[3/10]による米国市場の急落を受ける形で大きく下落しましたが、2023年4月以降は米国の金利上昇の影響をそれほど受けることなく、株価は着実な上昇を続けています。

23年4月からの最高上昇率は47%で、3大金融メガバンクの中で株価が一番高いため、最も高い上昇額ととなっています。

今後のマイナス金利政策の動向に注目しつつ、まだまだ株価の上昇が期待できそうですね。

業績・決算情報

三井住友フィナンシャルグループの売上高/経常利益/純利益の推移は下記となります。

24年度3月期については、増益の予想。

三井住友FGでは、2021年3月期にはコロナの影響で国内の消費低迷による減収減益となってしまいましたが、2022年3月期には、円安の影響と、証券や保険と取り扱う「リテール部門」がコロナ前の水準まで業績が復活し、法人などの経営戦略をサポートする「ホールセール部門」、グローバルネットワークを活用し「グローバル部門」の3部門で+1,000億以上の大幅な増益を達成し、以降、増収増益を続けています。

三井住友FGの配当金と株主優待

配当金の推移

三井住友フィナンシャルグループの配当金の推移は下記となります。

三井住友FGは3月と9月の2回の配当金を受け取ることができます。

コロナ禍で世界情勢が厳しい状況下でも減配することなく、また増益による増配を継続しているのが好印象 ☆*:.。

24年3月期の配当も250円を発表し、三井住友FGは他メガバンクに比べて株価が高いことも影響し、配当額が最も高いことが特徴です。

株主優待

現在、株主優待の情報はありません。

三井住友FGの今後について

三井住友FGの経営方針

三井住友フィナンシャルグループは直近の2023年9月に新中期経営計画を発表をしています。

質の伴った成長
最高の信頼を通じて、お客さま・社会とともに発展する グローバルソリューションプロバイダー

純利益:2025年に9,000億円、2028年度に1兆円以上の達成
ROE: 2028年度 8%超(PBRを改善を目指す)
2023〜25年度の3年間で、△1,300億円のコストを削減
配当性向40%超を継続

中身を紐解くと、三井住友フィナンシャルグループの強みである銀行、証券、クレジットカード等の各種サービズを利用できる「Olive」のプラットフォームを中心に、新規会員拡大を目指していきます。「Olive」は今後はT-Pointとの統合も予定されており、更なる利用拡大が見込まれそうですね。

法人向けには、デジタル化などの複雑化する社会に付加価値の高い提案を継続し、貸出金残高の着実な拡大と、また今後の各企業のサステナブルに対する設備投資などの拡大を見越し、2030年にはサスティナブルファイナンスを50兆円[+20兆円]に上方修正されています。

また経営面では、フルサービス店舗を積極的に削減と、「Olive」サービスの充実や非対面式サービスのさらなる拡大を実施し、1,300億円[約10%]のコスト削減を目指しています。

そして、PBR1倍超を達成するために、デジタル等を活用した業務効率化を積極的に実施しROE8%超達成と、海外事業拡大による成長期待向上[PER12.5倍]を目標としています。

配当金についても、配当性向40%超を継続を目指し、2023〜25年度の3年間の自社株取得の2,000億円も発表されています。

株価に多少の増減はあるものの、22年12月に日本銀行が実質的に長期金利を引き上げたことで、株価は着実に上昇しています。

今後の金利の動向に注意しつつ、みずほFGの今後の更なる上昇に期待したいですね ☆*:.。

最後に

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