三菱UFJの株価情報と業績・決算情報
まずは、三菱UFJフィナンシャル・グループの株価指数から確認していきます。
株価指数
・株価：1,268.5円
（52週高値：¥1344円／52週安値：¥633円
・出来高：84,404,400株
（3ヶ月平均出来高：77,160,259株）
・PER(予想)：11.73倍
・PBR(実績)：0.89倍
・配当利回り（予想）：3.23%
・時価総額：15兆2,527億円
・発行済株式数：126億8,771万株
（2023/10/1:時点）
三菱UFJのPERは、11.73倍で日本を代表する大企業にも関わらず、PER的にはそれほど割高ではありません。
PBRも改善傾向があるものまだ1倍以下で、今後の「PBR1倍割れ企業に対する政策」の影響による株価の上昇も期待したいですね ☆*:.｡
株価チャート
三菱UFJフィナンシャル・グループの過去１年間の株チャートは下記となります。
株価は2023年3月に米国の金利上昇による金融株が全面安となったことに影響を受け急落しましたが、4月以降は確実な上昇を続け、23年4月からの最高上昇率は59%で、３大金融メガバンクの中では最も高い上昇率となっています。
多少の割高感が否めませんが、昨今の日本の金利動向に注目しつつ、まだまだ上昇が期待したいですね！！
業績・決算情報
三菱UFJフィナンシャル・グループの売上高／経常利益／純利益の推移は下記となります。
24年度3月期については、減収減益の予想。
銀行大手５社が、米・欧などのインフレや金利上昇／金融不安などの影響で赤字に転落する中で、UFJは利益はなんとか利益を確保できているのは、三菱UFJが業務提携を行なっているアメリカのモルガンスタンレー投資銀行業務が好調で、国内への企業貸し出しは縮小していますが、利益を確保することができています。
直近では、「24年3月期の連結純利益が1兆3,000億円(前期比16.4％増)予想」だと発表し、過去最高益となる見通しです。
三菱UFJの配当金と株主優待
配当金の推移
三菱UFJフィナンシャル・グループの配当金の推移は下記となります。
三菱UFJは3月と9月の2回の配当金を受け取ることができます。
世界情勢などの厳しい状況下でも減配することなく増配する方針を継続しているのが好印象 ☆*:.｡
24年3月期の配当も41円を発表し、株価の状況にもよりますが3〜4％近くまで上がる可能性もあり、今後もさらなる増配に期待したいですね。
株主優待
現在、株主優待の情報はありません。
三菱UFJの今後について
三菱UFJの経営方針
三菱UFJフィナンシャル・グループは中期経営計画（2021年度-2023年度）として以下の発表をしています。
金融とデジタルの力で未来を切り拓く No.1ビジネスパートナー
・安定的に純利益1兆円を稼ぐ（ROE 7.5%）
・DXを用いた快適・迅速な手続き
・配当金の累進的な引き上げ（配当性向40%）
※１．DX：デジタルトランスフォーメーション
中身を紐解くと、普及が進んでいるデジタルの力を最大限に活用し、店頭での手続き／オンライン手続きを充実させ、お客さまの投資や保険、ポイント運用までの資産形成を総合的にサポートすることを目標としています。
また、配当金についても13期連続の減額なしで、「配当を基本として株主還元の充実に努める」会社方針は今後も継続しています。
経営面では、安定的に利益拡大の手段として銀行以外での収益源を着実にし、三菱UFJの強みである海外での収益比率の拡大を目標としています。
株価に多少の増減はあるものの、22年12月に日本銀行が実質的に長期金利を引き上げたことで、短期的に株価は急騰していますし、その前後でも株価は全体的には上昇傾向ですので、今後の更なる上昇に期待したいですね ☆*:.｡
最後に
当サイトに掲載されている内容は、個人の見解です。細心の注意を払っておりますが、情報が古いことや、間違った情報を記載してしまっている可能性がございます。投資などで参考にされている方については、各企業が発表している最新の情報をご確認の上、ご自身の判断でお願い致します。当サイトの記載内容を参照したことによって損害を被った場合でも、当サイト管理者は一切の責任を負いません。また、投資への勧誘、注文や損失に関する問い合わせについては、どのような内容であっても回答を差し控えさせて頂きます。
コメント