トヨタ自動車の株価は今後どうなるのか!? BEVの動向やArene OSの開発って何!? [7203]

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トヨタ自動車の株価情報と業績・決算情報

まずは、トヨタ自動車の株価指数から確認していきます。

株価指数

・株価:¥2716.5円
(52週高値:¥2912円/52週安値:¥1764円
・出来高:31,403,100株
(3ヶ月平均出来高:26,935,393株)
・PER(予想):15.31倍
・PBR(実績):1.58倍
・配当利回り(予想):2.25%
・時価総額:44兆8,336億円
・発行済株式数:163億3,150万株
(2023/9/26:時点)

トヨタ自動車のPERは、15.31倍で世界的大企業にも関わらず、PER的にはそれほど割高ではないというのが魅力的です。

株価チャート

トヨタ自動車の過去1年間の株チャートは下記となります。

円安の影響もあり、株価は2023年6月頃から着実な上昇を続けています。2023年3月頃からの上昇率はなんと脅威の63%で、23年8月発表の24年第1四半期で増収増益を発表したことと、円安の影響で株価の上昇が続きています。

業績・決算情報

トヨタ自動車の売上高/営業利益/経常利益/純利益の推移は下記となります。

24年度3月期については、さらに増収増益の予想。

トヨタ自動車の配当金と株主優待

配当金の推移

トヨタ自動車の配当金の推移は下記となります。

トヨタ自動車は3月と9月の2回の配当金を受け取ることができます。株価が大幅に上がってしまった関係で、配当利回りは2.22%まで下がってきてしまっていますが、配当金は過去最高の状態を維持しています。今後のさらなる増配に期待したいですね。

株主優待

現在、株主優待の情報はありません。

トヨタ自動車の今後について

トヨタ自動車の経営方針

トヨタ自動車は、中期経営計画を大々的に公表することは行っていませんが、決算発表の際に、以下のような方向性が説明されています。

トヨタは、自動車が多くの産業と連携し、付加価値を高めてモビリティ産業に転換していくことを目標としています。

・2026年:BEV150万台[10モデルを投入](CO2低減)
・Arene OSの開発(2025年実用化目標)
・アジア/新興国でのハイブリット市場見直し(稼ぐ力の強化)
・研究開発費+設備投資:3.1兆円
・株主還元:1兆円/年

中身を紐解くと、急速に進歩カーボンニュートラル社会に向けて、新たな専任組織「BEVファクトリー」を新設し、BEV専用の新しい車両パッケージの開発。

また、「Arene OS」と言われる新しい電子プラットフォームとソフトウェアプラットフォームを開発し、自動車のソフトウェアを共通化することで、様々な機能の開発/評価を効率化できることで、新車開発のスピードをアップとコスト削減を実現させることを目指しています。

また、豊田会長(前社長)のころから言われていた、「全方位戦略」の名の如く、地域にとって最適なソリューションを提供していくため、アジア・新興国においても、ハイブリットの割合を8%(22年)から21%(30年)まで上げることで、稼ぐ力の強化に繋げることを目標としています。

中国のBEV市場の勢いが止まりませんが、今後のトヨタ自動車の魅力ある商品開発と、BEV市場での攻勢に期待したいですね ☆*:.。

最後に

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